memo(花火映画のこと)

『黒い賭博師』
屋上に逃げ込んだ小林旭らの足元になぜか花火が置いてある。それに火を点け、追っ手たちに向かって投げる。もしかしたらただの爆薬だったかもだが、武器としての花火。

『サブマリン』
イギリスの片田舎。2人はやることもなく玩具花火、爆竹の光で監督は青春の煌きを切り取って見せる。8ミリ風な演出もまた儚くて。

『ある娼館の記憶』
館の最後の夜、外で打ち上がる花火。みんな音で気づく。窓を開けず、静かに室内でその音を楽しんでいるようだ。どんな色の花火かは全く分からない。音だけ、音だけ。

『夜よ、こんにちは』
赤旅団が誘拐事件を引き起こすその年の新年。彼らはみんなと同じように新年を祝いつつ、明るい未来を託すようにはしゃぐ。冒頭5分くらいにこのシーン。

ホーム・アローン
花火というより爆竹なのだが・・・ギャング映画のマシンガンの発射シーンに合わせて爆竹をかます。エフェクト音として。