『マネーボール』
肩を壊した捕手をスカウトするシーン。彼が見ているテレビにちらっと花火が映っていた。恐らくクリスマスシーズンだと思われる。
『ビジターQ』
少年と花火の良好な関係は『サンドロット』『ギャラクシークエスト』に見られたが、こちらは正反対で、花火をいじめの道具として使う。ガラスが割れる。
『喜劇 特出しヒモ天国』
ストリッパーのパンツに仕込まれていた花火というかクラッカー?爆発して花が開く。また後半に子供と線香花火を興じる山城と小屋の火事の繋ぎがある。お祭りムードが一転、花火は悲劇を暗示する。
『河内のオッサンの唄』
夏純子演じるヒロイン(玩具花火の売り子)が賭けの落とし前をつけるため、拓ボンに求婚を迫る場面。窓の外で閃光と爆発音。慌てる拓ボン。『ビジターQ』が一瞬ちらついたが、こちらはめでたい。
『泥棒成金』
ケイリー・グラントとグレイス・ケリーの夜のホテルシーン。キスと花火の打上げをカットバックで、ラブロマンスの高まりを表現する。当時の映画コードぎりぎりのエロを、ヒッチコックは花火で何とかやってしまう。